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Prime time CINEMA

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2006
08/12
Sat
Category:DVD鑑賞

大統領のカウントダウン 

大統領のカウントダウン 大統領のカウントダウン
アレクセイ・マカロフ (2006/06/28)



監督 エヴゲニー・ラヴレンティエフ
出演 アレクセイ・マカロフ 、ルイーズ・ロンバード「オーシャン・オブ・ファイヤ」 、
ジョン・エイモス「ダイ・ハード2」 、ヴァチェスラフ・ラズベガーエフ 、ヴィクトル・ヴェルズビツキー
製作年度 2004年 / 111分 /ロシア ★★☆☆☆

DVDにて鑑賞しました。なんと言うか、映画産業発展のためにハリウッド的なアクション映画を意識しているのはわかりますが、あれこれ詰め込みすぎて中途半端なんですよ。

ロシア映画史上、最高額の製作費700万ドルを投入したアクション超大作
とはいえ、ハリウッドのアクション映画と比較するとB級的な仕上がりだと思います。90年代以降、制作費も100億円を超える作品も珍しくないですからね。
実話がベースになっているのですから、もっと「ロシアらしさ」を出したほうがよかったと思いますし、「ロシアならでは」の見所もあるといえばありましたけど大筋のスト―リーやアクションシーンは20年前のハリウッド映画ですわね。内容は政治的な背景も勘ぐりたくなりますが。

<あらすじ>
20060812230934.jpg

チェチェンで捕虜になってしまった、元KGBで現FSB(ロシア連邦保安局)のスモーリン少佐(アレクセイ・マカロフ)は女性ジャーナリスト(ルイーズ・ロンバード)の手を借りて逃亡に成功する。同じ頃、アラブとロシアの大富豪が水面下で資金援助し、ある計画をすすめている中、イスラム過激派と手を組んだチェチェン独立軍による大規模なテロ計画がロシアで進んでいた・・・

<感想>
確かに最近のロシア映画はジャンルも増えていっていると思います。
ハリウッド映画と違う所は、主人公が寡黙で男臭く2枚目とは言えない俳優がキャスティングされているところでしょうか。それと、数年前に劇場が占拠された事件がありましたけど、あれも映画の中で忠実(?)に再現されていると想像できるところですかね。ロシア軍の全面協力のもと、軍用機や装甲車が登場して、おまけにアメリカの空軍まで出てくるのは迫力がありましたけど、見所といえばそこだけだと思いました。

物語りも、主人公が「プルーフ・オブ・ライフ」のラッセル・クロウ並に寡黙なのはいいけど、背景や感情が良く伝わってこないので感情移入できないし、テロ組織との因縁も中途半端なんですよ。それにタイトル(邦題ですけどね)と内容もマッチしてないと思いました。しょーもないラブシーンがなかったのはよかったですけどね。

「ナイト・ウォッチ」にしても「まだまだだなぁ」と思いましたけど、ハリウッドと同じ土俵に立つよりも、「父、帰る」のような秀作の人間ドラマのほうがロシアらしいオリジナリティがあると思いました。
ただ、映画産業に国をあげて力を入れていることは間違いないでしょうから、今後の作品に期待したいと思います。
     テーマ:DVDで見た映画
     ジャンル:映画
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