2006'12.28 (Thu)
パプリカ

こちらのミニシアターで公開されましたので見てまいりました。
映像のクオリティはさすがですね。でも私はちょっと苦手なシーンもありました。
原作 筒井康隆
監督 今敏
声の出演 林原めぐみ 、古谷徹 、江守徹 、大塚明夫 、山寺宏一
製作年度 2006年 /日本/ 90分 ★★★☆☆
<あらすじ>
精神医療研究所に勤務しているサイコ・セラピストの千葉敦子は、所長からの依頼で極秘の治療を行っていた。それは機器を使ってクライアントの夢の中に入り込んで行うもので彼女はその時、“パプリカ”として、全く別の人格を持つ。夢の中でクライアントは、彼女と行動することにより、問題の解決法を見出していく。ある日、同僚が開発した最新にして危険も孕むサイコ・セラピー機器が盗まれ、敦子らの目の前で所長に異変が起きる・・・(goo映画より)
<感想>

筒井康隆の原作を映画化したもので、私は概要を紹介したものを読んだだけなので比較できませんが、文章にされたものをこれだけ描くことができたのは凄いと思います。登場するキャラクターやデザイン、アイデアは面白いと思いますが、この禁断ともいえる他人の夢の世界へ入り込み、精神疾患を治療していく世界観が私はちょっと苦手でした。
本のほうが「物語」として受け止めやすいかったかもしれません。エヴァンゲリオンのときも思ったけど、何度も同じシーンをシンクロさせたり、繰り返したりして精神の世界を表現する描写が私は少し苦手なんですよね。
でも、物語としては気鋭の美人セラピストのもう一つの顔が「夢探偵パプリカ」で、他人の夢に入り込むために「DCミニ」という装置を使い、その機械を作ったのが巨漢で幼稚な天才科学者で、その装置が盗まれたことで夢と現実の世界が入り混じってしまい、それを盗み出したのが実は・・・というのは面白かったですよ。この話、今の時代だと「なんかあったような話だな」とか「古い」と感じるかもしれませんが、作品が発表されたのが15年ぐらい前だそうなので当時は斬新だったと思いますし、そんな前にこんな物語を作った作者はやっぱり凄いな、と思いました。
それと最後のシーンで思わず、にやっとするサービス場面がちらっとありましたね(*^ー゚)
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