2007'10.31 (Wed)
ブレイブ ワン

原題 THE BRAVE ONE
監督 ニール・ジョーダン
出演 ジョディ・フォスター 、テレンス・ハワード 、ナヴィーン・アンドリュース 、メアリー・スティーンバージェン 、ニッキー・カット 、ジェーン・アダムス
2007年 /アメリカ/オーストラリア/ 122分 ★★★★☆
<あらすじ>
ニューヨークでラジオ番組のパーソナリティを務めるエリカ(ジョディ・フォスター)は、婚約者であるデイビッド(ナビーン・アンドリュース)との挙式を目前に控えた身。しかし、ある日の夕暮れ、愛犬を連れて散歩に出かけた2人は3人組の暴漢に襲われ、エリカは意識不明の重体となり、デイビッドは命を落としてしまう・・・(Yahoo映画より参照)
<感想>
ニール・ジョーダン監督の映画は、私は好きな作品が多いです。「クライング・ゲーム」、「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」、「プルートで朝食を」などなど。
さらに主演がジョディ・フォスターということで安心して見ることができました。
とはいえ、内容は安心できないシリアスな社会派。幸せで満ち足りた暮らしを送っていたエリカの人生が、事件に巻き込まれたことで失ったものは大きすぎました。
この世の中、毎日どこかで悲しい事件が起こっています。でもクローズアップされるのは被害者よりも加害者。しかも加害者救済の風潮があって被害者、遺族の心の叫びはなかなか届かない・・・。

エリカが最初に撃ってしまったのは、殺意からではなく防衛のためでした。でもそのことが「きっかけ」になってしまいます。劇中に登場する連中は、見ているこちらもため息が出るくらい、どうしようもない連中・・・。そこで映画の中でもさまざまな意見がエリカの番組に寄せられるのですが・・・。徐々に自警団のように世間から見られる反面、処刑人のようにも思われていく謎の人物に世間も注目していきます。その結末は・・。
私が洋画を見るきっかけになった一本にチャールズ・ブロンソンの「狼よさらば」があります。
いろいろなレビューを見ても、この映画との比較的なことがよく書かれてあります。
あの映画も舞台はニューヨークでした。年代は70年代でしたけど、撃たれる側は「ブレイブ・ワン」にも登場する連中と大差がないように思いました。
テレンス・ハワードも心に傷を持つ刑事役はよかったと思います。ラストはちょっと出来すぎかもしれませんが、あれが人間らしさというか、不謹慎かもしれませんが見ている私はほっとしてしまいました。
2007'10.29 (Mon)
今週の全米BOX OFFICE 1位 ソウ4

今月最後の月曜日ですね。秋も深まってきて肌寒さを感じています。
映画のほうは見たい作品がたくさん上陸しているのに見るのがなかなか追いつきません。
さて、映画スタジオが発表した推定値によると、10月26-28日の全米映画興行収入ランキングで、シリーズ5作目のホラー「Saw IV(原題)」が3210万ドル(約36億7000万円)で初登場1位。新シリーズが前作よりも好調となるこれまでのパターンが崩れて、昨年の同じ頃に公開された前作を150万ドルほど下回る興収となったとのことです。でも私はこの1位はちょっと以外です。記録を下回ったとはいえ首位を獲得できたわけですし、3作続けて3000万ドルを超えてのデビューとは、やはり根強い固定ファンがついているのかな?と思いました。
私は「ソウ3」はがっかりしましたので。

こちらも初登場、、「40歳の童貞男」のスティーブ・カレル主演のハートフル・コメディー映画「Dan in Real Life(原題)」が1210万ドルで2位。
物語は・・・ダン(スティーブ・カレル)は他人の人生相談を解決するコラムニスト。
プライベートでは年頃の娘3人を抱える悩み多きシングルファーザー。
そんなある日、美しい女性マリーと出会い・・・。共演はジュリエット・ビノシュ。
地味な作品ながら好意的なレビューが並んでいるそうです。秋にはぴったりのハートウォーミングなドラマのようですね。

10位には、「ティム・バートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス/ディズニー デジタル 3−D」がランクイン。その他のランキングはご覧の通りです☆
< Top Box Office>
1.Saw IV
2.Dan in Real Life
3.30 Days of Night
4.The Game Plan
5.Tyler Perry's Why Did I Get Married?
6.Michael Clayton
7.Gone Baby Gone
8.The Comebacks
9.We Own the Night
10.Tim Burton's The Nightmare Before Christmas


2007'10.27 (Sat)
インベージョン

原題 THE INVASION
監督 オリヴァー・ヒルシュビーゲル
出演 ニコール・キッドマン 、ダニエル・クレイグ 、ジェレミー・ノーサム 、ジャクソン・ボンド 、ジェフリー・ライト 、ヴェロニカ・カートライト
2007年 /アメリカ/96分 ★★★
ニコール・キッドマンとダニエル・クレイグじゃなかったら、B級映画だったかも。
<あらすじ>
ある日、米国でスペースシャトルの衝突事故が起き、国中が大騒ぎになる。そんな折り、精神科医キャロル(ニコール・キッドマン)の元夫(ジェレミー・ノーサム)が、急に息子との面会を要求してくる。その突然の変化が気になった彼女は友人のベン(ダニエル・クレイグ)にも相談し、息子を元夫に会わせることにするが・・・(Yahoo映画より)
<感想>
オリヴァー・ヒルシュビーゲルのこれまでの監督作品に 「ヒトラー 〜最期の12日間〜」、「es [エス]」がありますが、映画ファンの皆さんはご存知の通り、哲学的な要素が劇中に含まれていましたよね。この映画も、監督だけの判断で作られていたのならそういう要素も多く含まれたり、伏線があったりしたのかもしれませんが、何やら制作側と監督側がもめたそうでして、で仕上がったのが本作品。 うーん、やはり 「もめた映画」というのはどうも残念な出来になりがちですね。この作品もニコール・キッドマンが主役じゃなかったら、B級のSF映画だったのかな?と思います。

スペースシャトルが事故を起こして、そのシャトルが宇宙から未知のウィルスをくっつけて帰ってきてしまい、そのウィルスが人間にくっついて同化し、その人間をのっとってしまう。という話なのですけど・・・。たまたまそのウィルスがくっついて地球にやってきてしまったのか、それとも何か目的があって来たのかとか、免疫のことも不明ですし、ラストもなんだか唐突すぎてあっけないというか・・・。ニコール・キッドマンはコンサバ風で綺麗だし、子役の男の子はとても可愛かったし、ダニエル・クレイグもよかったですけど、うーん、ちょっと残念ですかね。
2007'10.24 (Wed)
ヘアスプレー

原題 HAIRSPRAY
監督 アダム・シャンクマン
出演 ジョン・トラヴォルタ 、ニッキー・ブロンスキー 、ミシェル・ファイファー 、クリストファー・ウォーケン 、クイーン・ラティファ 、ザック・エフロン
2007年 /アメリカ/116分 ★★★★☆
<あらすじ>
おしゃれとダンスに夢中な女子高生トレーシー(ニッキー・ブロンスキー)の夢は、人気テレビ番組「コーニー・コリンズ・ショー」のダンサーになること。ある日、番組のオーディションが開催されると知ったトレーシーは、自分と同じく大柄な母親エドナ(ジョン・トラヴォルタ)の反対を押し切り、オーディションに参加する・・・(Yahoo映画より参照)

<感想>
オープニングからトレーシーの歌で始まるのですが、彼女の歌声と笑顔がハッピー・オーラがいっぱいで、爽快な気分で映画に入ることができました。(♪グッドモーニン、ボル〜チモア〜♪)
ミュージカルの中に、青春物語からシリアスな60年代ならではの人種問題、家族、夫婦のドラマ、と詰め込まれていて、最後の最後までおなかいっぱいに楽しめました(^^)

そしてそして、トラちゃんですよ。やっぱり。私はオスカー上げてもいいぐらいだと思います。
大柄だけど気弱、でも芯は強くて優しいママ役を好演していたと思います。出演依頼を何度か断ったそうですが、「シカゴ」で飲んだ苦汁をこれでペイして欲しいです。
女装で高い評価を得た俳優もおりますが、それはそれで斬新でよかったですけど、トラちゃんの場合はダンスがつきますしねー。トラちゃんでなくても良かったのでは?という意見も一理あると思いますけど、私はトラちゃんで楽しませていただきました(^^)
2007'10.22 (Mon)
今週の全米BOX OFFICE 1位 30 Days of Night

映画スタジオ発表の推定値によると、全米映画興行成績は、スティーブ・ナイルズの原作コミックをサム・ライミのプロデュースで映画化したヴァンパイア・ホラー「30 Days of Night」が1600万ドル(約18億円)で初登場1位。
白夜とは反対に太陽が昇らない日が30日も続く『極夜』の小さな町を舞台に、好き勝手に暴れ回るヴァンパイアの襲撃を受けた住民たちの決死のサバイバル。
主演はジョシュ・ハートネット、監督は「ハード キャンディ」のデヴィッド・スレイド。まずまずのスタートで続編も期待されているとか。

ベン・アフレックが映画化した社会派ミステリー・ドラマ「Gone Baby Gone」が5位に初登場。原作は「ミスティック・リバー」の原作者としても知られるデニス・レヘインの看板シリーズ。
ボストンを舞台に幼なじみのパトリックとアンジーが私立探偵として活躍するハードボイルド小説で本作は、少女失踪事件の捜査を手伝うことになったパトリックとアンジーが目の当たりにする現代社会の病理と、答えの出ない問題を抱え込んだ主人公たちの悲痛な葛藤を描き、非常に高い評価を得ています。ボストンっ子のベン・アフレックが長年映画化を熱望してきた作品で、これが監督デビューとなる渾身の作品。主演は弟のケイシー・アフレックとミシェル・モナハン。

※向かって左がベンちゃん、右が弟のケイシー。

9位には、リース・ウィザースプーン、ジェイク・ギレンホール共演の政治サスペンス「Rendition」が初登場。監督は「ツォツィ」のギャヴィン・フッド。その他のランキングはご覧の通りです☆
<Top Box Office>
1.30 Days Of Night
2.Tyler Perry's Why Did I Get Married?
3.The Game Plan
4.Michael Clayton
5.Gone Baby Gone
6.The Comebacks
7.We Own the Night
8.Tim Burton's The Nightmare Before Christmas
9.Rendition
10.The Heartbreak Kid

2007'10.20 (Sat)
シークレット・パラダイス
![]() | シークレット・パラダイス (2007/10/24) キーファー・サザーランド、ナスターシャ・キンスキー 他 商品詳細を見る |
キーファー主演の劇場未公開作品をDVDにて鑑賞。
タヒチに渡った画家ゴーギャンの物語を映画化したものです。
原題 PARADISE FOUND
監督 マリオ・アンドレアッシオ
出演 キーファー・サザーランド 、ナスターシャ・キンスキー 、アラン・アームストロング 、トーマス・ハインツ 、クリス・ヘイウッド 、ニコラス・ホープ
2003年 /オーストラリア/イギリス/フランス/ドイツ/90分 ★★★☆☆
<あらすじ>
パリで株の仲買人として成功していたゴーギャン(キーファー・サザーランド)は、妻(ナスターシャ・キンスキー)と子供たちと裕福な生活を送っていた。彼の趣味は絵画の収集ではあるが、実は画家になる夢を密かに持っていた。そんなある日、あることをきっかけに画家に転身し、すべてを捨てて奇跡の楽園・タヒチに渡るのだが・・・
<感想>
私はかなーり欲目で見てますので、かなーり、あまーい評価かもしれませんが、「24」のジャック・バウアーとはやはり違ってましたよ。とても上品でエレガントなキーファーが垣間見えました。(飲酒運転の実刑の件はひじょーに残念ですが)
作品としては小粒ですけど、画家としてのゴーギャン誕生秘話が見られたと思います。DVDの説明書きには、サスペンスってありましたけど私はサスペンスというよりは、ゴーギャンが何故タヒチに魅せられたのか?とか、何故画家の道を選んだのか?という人間ドラマだと思います。
今年の夏休みにフレンチポリネシア・タヒチに行ってきたところなので、個人的にマイブームのタヒチが舞台になっていて劇中にも登場する偶像とか、ゴーギャンの絵とか私にとってはタイムリーな映画でした。
2007'10.18 (Thu)
キングダム/見えざる敵

原題 THE KINGDOM
監督 ピーター・バーグ
出演 ジェイミー・フォックス 、クリス・クーパー 、ジェニファー・ガーナー 、ジェイソン・ベイトマン 、アシュラフ・バルフム 、アリ・スリマン
2007年 /アメリカ/ 110分 ★★★☆☆
<あらすじ>
サウジアラビアの外国人居住区で自爆テロ事件が発生した。事件で同僚を失ったFBI捜査官のフルーリー(ジェイミー・フォックス)は現地での捜査を強く主張し、マスコミの手を借りてそれを実現した。法医学調査官のジャネット(ジェニファー・ガーナー)や、爆発物専門家のグラント(クリス・クーパー)ら同僚と共にサウジへと渡るフルーリー。サウジ国家警察のアル・ガージー大佐に迎えられた彼らは空港から爆発現場へと直行し、そのすさまじい状況を見て愕然とする。そしてフルーリーたちは早速本格的な調査を開始しようとするのだが・・・(goo映画より参照)
<感想>
殆ど予備知識なしに見に行ったのですが、冒頭にマイケル・マンの名前があったので、これは期待できそうだと思いました。 ここ最近のテロ事件を取り上げたハリウッド映画って、ヒーロー的な人が出てきたり、どちらかと言えばドラマ性重視の作品があったように思いますが、こちらは乾いた地域での銃撃や戦闘シーンがより重厚と言いましょうか、スクリーンから実弾の匂いがしてきそうなリアル感があったように思いました。 アメリカからのFBI捜査官とサウジ側の軍人側とのやりとりから、徐々に理解しあう過程も無理がなかったし、紅一点のジェニファー・ガーナーも全然邪魔になってなかったと思います。

そして、劇中では解決することのない復讐とテロの連鎖は、まるで現在の世界情勢を示唆しているのではないかと思うほど。一つの事件が解決しても、それは次の事件への始まりかも・・・。 全体的に非常に見応えのある作品でしたが、私の隣に 「困ったちゃんカップル」が座っていて、五月蝿いったらありゃしない(^^;) わからなかったら、わからないなりに静かに見てなさい!(怒) 携帯電話をマナーモードにしておくのも。今や当たり前のことでしょっ!
2007'10.16 (Tue)
毛皮のエロス/ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト

(2007/08/03)
ニコール・キッドマン.ロバート・ダウニーJr
商品詳細を見る
DVDにて鑑賞。こちらも私の住んでいる地域には来なかった作品です。
原題 FUR: AN IMAGINARY PORTRAIT OF DIANE ARBUS
監督 スティーヴン・シャインバーグ
出演 ニコール・キッドマン 、ロバート・ダウニー・Jr 、タイ・バーレル 、ハリス・ユーリン 、ジェーン・アレクサンダー 、エミー・クラーク
2006年 /アメリカ/ 122分 ★★☆☆☆
<あらすじ>
1958年、ニューヨーク。裕福な家庭に育ったダイアン・アーバスは、ファッション・カメラマンである夫アランのアシスタントとして働きながら、心の中には常に自分のいる世界に居心地の悪さと不安を感じていた。そんなある日の夜、ダイアンは隣に越してきた、マントで全身を覆い、マスクを被った男・ライオネルの異形に激しく心を奪われる。そして意を決し、カメラを手に彼の部屋のベルを鳴らす・・・(goo映画より参照)
※感想は続きで (少々ネタバレ注意)
2007'10.15 (Mon)
今週の全米BOX OFFICE 1位 Why Did I Get Married?(原題)

休日明けの今日、秋らしいお天気かと思ったら、日が暮れると一気に気温が下がって着るものにちょっと困ったりしてます。皆様も体調にお気をつけ下さいね。
さて、映画スタジオが1発表した推定値によると、10月12-14日の全米映画興行収入ランキングは、タイラー・ペリーが脚本と監督、俳優も兼ねたロマンティックコメディー・ドラマ「Why Did I Get Married?(原題)」が2150万ドル(約25億2500万円)で初登場1位。
日本での知名度はまだまだかもしれませんが、アメリカでは主婦層を中心に固定ファンがついている人気者。共演はジャネット・ジャクソン。

3位には、オスカー俳優ジョージ・クルーニー主演の法律ドラマ「マイケル・クレイトン(Michael Clayton 原題)」がジャンプアップ。この作品は、2週目に全米に拡大公開されたのを受け先週の22位から浮上、今週末の興収は1100万ドルとなりました。監督はこれがデビュー作となったジェイソン・ボーン三部作の脚本で名を売ったトニー・ギルロイ。

4位に初登場、ホアキン・フェニックスとマーク・ウォールバーグ共演の犯罪ドラマ。80年代ニューヨークでロシアン・マフィアが仕切るナイトクラブを舞台に繰り広げられる「We Own the Night(原題)」。

6位に初登場は、ケイト・ブランシェットの代表作と言っていい歴史ドラマ「エリザベス」の続編「エリザベス:ザ・ゴールデン・エイジ(原題)」。強大な軍事力を誇るスペインとの対立が深まる中、ウォルター・ローリー卿(クライヴ・オーウェン)との許されぬ愛に揺れるエリザベスだったが・・・。バージン・クイーンの行く末はいかに。
その他のランキングはご覧の通りです☆
<Top Box Office>
1.Tyler Perry's Why Did I Get Married?
2.The Game Plan
3.Michael Clayton
4.We Own the Night
5.The Heartbreak Kid
6.Elizabeth: The Golden Age
7.The Kingdom
8.Across the Universe
9.Resident Evil: Extinction
10.The seeker

2007'10.14 (Sun)
オール・ザ・キングスメン
![]() | オール・ザ・キングスメン コレクターズ・エディション (2007/09/26) ショーン・ペン.ジュード・ロー.アンソニー・ホプキンス.ケイト・ウィンスレット 商品詳細を見る |
原題 ALL THE KING'S MEN
原作 ロバート・ペン・ウォーレン 「すべて王の臣」
監督 スティーヴン・ザイリアン
出演 ショーン・ペン 、ジュード・ロウ 、アンソニー・ホプキンス 、ケイト・ウィンスレット 、マーク・ラファロ 、パトリシア・クラークソン
2006年 /アメリカ/128分 ★★★☆☆
DVDにて鑑賞。なかなか見応えありましたけど・・・。
<あらすじ>
1949年、ルイジアナ州。新聞記者ジャック(ジュード・ロウ)がウィリー(ショーン・ペン)と出会ったのは、役人であるウィリーが郡の汚職を非難していた頃だった。やがて職を辞したウィリーに、州知事選立候補の転機が訪れる。当初は対立候補の当て馬だったウィリーだが、形勢が逆転、遂に州知事になる。その頃ジャックは記者を辞め、ウィリーの参謀になっていた。時が経ち、ウィリーの権力は絶大になり、いつしか彼自身が嫌っていた汚職やスキャンダルにまみれ・・・(goo映画より参照)
<感想>
最初に映画化された作品(1949年 監督 ロバート・ロッセン)はアカデミー賞3部門を受賞し、高い評価を得たそうです。
こちらは、リメイクというよりは2度目の映画化で内容も焦点が異なっているそうですね。
私は未見なので比較できませんが、こちらの感想は豪華なキャストではありますが、ウィリーの変貌振りが最初と最後では大差がないように見えました。もともと地方の中間管理職の公務員が不正を追求しようとして潰される、という出だしだったと思いますが、最初からショーン・ペンが善人に見えない・・(^^;) 物語はジャックの視点がメインでしたね。上流階級出身の新聞記者で、少し控えめであまり感情を表に出さない、そんなジュード・ロウが素敵でした(個人的な好みです 汗;)
ウィリーは貧困層を救済し腐敗を追及するために知事になったのに、結局自分も腐った道をいつのまにか歩いている、そんな男の行く末は・・・
こういう話はアメリカだけではなく、どの政治家も ぎくっ としそうですね。
2007'10.12 (Fri)
ノーベル平和賞、ゴア前米副大統領と国連の政府間パネル
![]() | 不都合な真実 スペシャル・コレクターズ・エディション (2007/07/06) ドキュメンタリー映画、アル・ゴア 他 商品詳細を見る |
アメリカ合衆国のアル・ゴア前副大統領と国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)にノルウェーのノーベル賞委員会がノーベル平和賞を授与すると発表しました。
気候変動に関する意識を高めたことが評価されたとのことで、賞金は合わせて150万ドルだそうです。
その一方では、映画「不都合な真実」に科学的な誤りがあると指摘されています。
イギリスの法院では、
(1)映画で「近い将来、氷が解けて海抜は最大20フィート上昇する」とされているが、これは数千年ないしもっと後の話。
(2)「キリマンジャロの雪が解けたのは、地球温暖化による」とあるが、科学的に断定できない」
など、9つの誤りを指摘していて、学校での上映の際には生徒に対し「偏りがある」ことを注意喚起するよう促しています。 そうですねぇ、問題定義は良いことだと思いますけど、実は私も半信半疑なのですよねぇ・・・。
環境問題が「環境ビジネスになる」と気がついた人も少なくないようでしして・・・。
2007'10.10 (Wed)
パーフェクト・ストレンジャー

原題 PERFECT STRANGER
監督 ジェームズ・フォーリー
出演 ハル・ベリー 、ブルース・ウィリス 、ジョヴァンニ・リビシ 、ゲイリー・ドゥーダン 、クレア・ルイス 、リチャード・ポートナウ
2007年 /アメリカ/ 110分 ★★★☆☆
私は結構楽しめました。ラストの7分11秒、賛否が別れる所でしょうか。
<あらすじ>
議員のスクープを握りつぶされて会社を辞めた元新聞記者のロウィーナ(ハル・ベリー )。
彼女はある夜、幼馴染のグレースから広告業界の大物ハリソン・ヒル(ブルース・ウィリス)の不倫スキャンダルの話を聞いた。その数日後、グレースは変死体となって発見されてしまう。死の真相がハリソンの口封じではないかと疑ったロウィーナは、大スクープを得るべく独自の調査を開始。元同僚のマイルズの力を借り、偽名でハリソンの会社にもぐりこむことに成功するが・・・(goo映画より参照)
<感想>
なかなか面白いサスペンスものだったとは思いますが、オスカー女優やベテラン・大スターが出るほどの内容なのか?と問われたら、疑問ですねぇ(^^;)
※続きはネタバレ注意
2007'10.09 (Tue)
フリーダムランド
![]() | フリーダムランド (2007/07/25) ジュリアン・ムーア.サミュエル・L・ジャクソン 商品詳細を見る |
原題 FREEDOMLAND
監督 ジョー・ロス
出演 サミュエル・L・ジャクソン 、ジュリアン・ムーア 、イーディ・ファルコ 、ロン・エルダード 、ウィリアム・フォーサイス 、アーンジャニュー・エリス
2006年 /アメリカ/112分 ★★★☆☆
<あらすじ>
ニュージャージー州の低所得者向け団地でカージャック事件が発生し、事件の被害者である白人女性ブレンダ(ジュリアン・ムーア)は、奪われた車の後部座席に幼い息子が眠っていたと打ち明ける。黒人刑事のロレンゾ(サミュエル・L・ジャクソン)は、犯人扱いされた住民たちと警官の間に走る緊張感を案じながら捜査にあたるが・・・(Yahoo映画より参照)
<感想>
アメリカで実際に1990年代に起きたスーザン・スミス事件をもとに同名小説を映画化した作品です。この小説が発表されたのは1998年。当時はこの事件から未だに残る人種差別がクローズアップされ、ベストセラーになったそうです。しかしながら公開されたタイミングがよくなかったのか、アメリカではあまり評価は良くなかったようです。
ジュリアン・ムーア演じるブレンダは、薄幸なシングルマザーで子供と二人でひっそり生きてきた女性なのですが、一人の女性としての幸せを求めていないわけではありません。
でも、息子コーディに言われたとおり、後悔することになってしまいます。
さすがにジュリアン・ムーアは上手いですよね。ブレンダの頼りない感じや、不安定な精神状態であることが、いらいらさせられるぐらい伝わってきました。
そして、ベテラン刑事のロレンゾですが、安定した貫禄で物語を引っ張って行ってくれたと思います。ただ、サミュエル・L・ジャクソンの刑事役は見慣れているせいか、新鮮さは感じませんでしたね。
この物語の軸になっているのは、同じアメリカ人でも誘拐事件が起きた場合、白人とアフリカ系では、事件の扱われ方や捜査の規模が違うという、人種差別の問題が根底にありましたが、実際に事件が起きたときの90年代と現在では、少しでも何かが変わっているのかもしれませんね。とはいえ現在でも州によっては変わらないところもあるようですが・・・。
この映画が迎えるラストには、救いや希望は見出せませんでしたが、事実をもとに作られているだけあって物語そのものはなかなか見応えがありました。
「フリーダムランド」とは、あの施設跡という意味だけではなく、こういう地域そのものの象徴的な意味なのかもしれませんね。
※スーザン・スミス事件について (続きはネタバレ注意)
2007'10.08 (Mon)
今週の全米BOX OFFICE 1位 2週連続 The Game Plan

3連休の最終日。こちらの地域では天候もよく、行楽日和でございました。
私はのんびりDVD鑑賞で過ごしましたが、皆様はいかがでしたでしょうか?
さて、映画スタジオが発表した推定値によると 10月5-7日の全米映画興行収入ランキングでは、元プロレスラーでザ・ロックで知られるドゥエイン・ジョンソンが主演したコメディー映画「The Game Plan(原題)」が約1630万ドル(約19億円)で2週連続1位。
アメリカンフットボールの花形選手のもとに、ある日突然、娘と名乗る8歳の少女が現れて・・・というもの。

初登場2位にランクインしたのは、「ふたり自身」(1972年)のリメイクで、ベン・スティラー主演の新作コメディ「The Heartbreak Kid(原題)」。推定では約1400万ドルでとなり、業界関係者の予想を下回ったとのことです。
3位には、前週2位の「キングダム/見えざる敵」が約930万ドル。
日本公開は来週末からですね。その他のランキングはご覧の通りです☆
<Top Box Office>
1.The Game Plan
2.The Heartbreak Kid
3.The Kingdom
4.Resident Evil: Extinction
5.The Seeker: The Dark is Rising
6.Good Luck Chuck
7.Feel the Noise
8.3:10 to Yuma
9.The Brave One
10.Mr. Woodcock

2007'10.05 (Fri)
24シーズン6 vol.7-9
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vol.9(23:00)まで鑑賞しました。
いままでのパターンどおり、一難去ってまた一難の展開です。あの副大統領、今度は何をやってくれるのでしょうねぇ? 今からは どうやって<彼女>を救出するのかが見ものですね☆
2007'10.03 (Wed)
エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜

原題 LA MOME/THE PASSIONATE LIFE OF EDITH PIAF/LA VIE EN ROSE
監督 オリヴィエ・ダアン
出演 マリオン・コティヤール 、シルヴィー・テステュー 、パスカル・グレゴリー 、エマニュエル・セニエ 、ジャン=ポール・ルーヴ 、ジェラール・ドパルデュー
2007年 /フランス/イギリス/チェコ/140分 ★★★★☆
新たなオスカー女優の誕生かもしれません。
<あらすじ>
1915年にパリのベルヴィルで生まれたエディットは幼くして両親と生き別れ、祖母が営む娼館に身を寄せる。一度は失明したものの奇跡的に回復し、後に大道芸人の父に引き取られ、日銭を稼ぐためにストリートで歌っているところを、名門クラブのオーナー、ルイ・ルプレに認められ、その歌声から“ピアフ(雀)”(マリオン・コティヤール)と名づけられる。やがて世界的なスター歌手となった彼女は生涯最愛の恋人マルセルと出会うのだが・・・(goo映画より参照)

<感想>
「愛の賛歌」、「バラ色の人生」と名曲が散りばめられながら綴られていくピアフの人生物語。
私はピアフという名前を知ってはいても、どんな人だったのかはこの映画を見るまで知りませんでした。何が凄いって、やっぱり主演のマリオン・コティヤールでしょう。まだ幼さが残る若いピアフから、晩年に至るまでの風貌はあっぱれとしか言い様がありません。
亡くなったのが47歳とのことですが、彼女の無茶を繰り返してきた結果、その姿はまるで老婆のように・・・。なんだか見ているこちらも切なかったです。
内容そのものは決して楽しい音楽&人間ドラマじゃないけれど、実話をもとにしているだけあって力強さと逞しを感じた骨太の作品だと思います。間違いなくマリオン・コティヤールの代表作になったのではないでしょうか。
2007'10.02 (Tue)
ブラックブック
![]() | ブラックブック カリス・ファン・ハウテン.セバスチャン・コッホ.トム・ホフマン.ミヒル・ホイスマン (2007/08/24) Happinet(SB)(D) この商品の詳細を見る |
原題 ZWARTBOEK/BLACK BOOK
監督 ポール・ヴァーホーヴェン
出演 カリス・ファン・ハウテン 、トム・ホフマン 、セバスチャン・コッホ 、デレク・デ・リント 、ハリナ・ライン 、ワルデマー・コブス
2006年 /オランダ/ドイツ/イギリス/ベルギー/ 144分 ★★★★☆
<あらすじ>
1944年、ナチス占領下のオランダ。美しいユダヤ人歌手のラヘル(カリス・ファン・ハウテン)は、南部へ逃亡する途中、ドイツ軍により家族を殺されてしまう。レジスタンスに救われたラヘルは、エリスと名を変え、髪をブロンドに染めレジスタンス運動に参加する。
彼女はその美貌を武器にスパイとしてドイツ人将校ムンツェ(セバスチャン・コッホ) に近づいていくが、その優しさに触れ、次第にムンツェを愛するようになってしまう。一方、レジスタンス内では裏切り者の存在が浮かび上がる・・・(goo映画より参照)
<感想>
DVDにて鑑賞しました。ポール・ヴァーホーヴェンが監督しているのか?って疑いたくなる一方、これはやはり「ヴァーホーヴェン監督作品」であることを思い知らされる場面も多々あって、全体的にスケールの大きな作品でございました。
監督の母国オランダで撮り上げた歴史サスペンス。
誰を信じていいのかわからない状況でヒロイン・エリスの逞しく、孤独な戦いが繰り広げられる。それでも途中から、本当の裏切り者が誰なのか、だいたい見えてくるのですが壮大なスケールのもとに物語が展開されていくのでサスペンスタッチでありながらチープさは感じられませんでした。

エリス役を演じたカリス・ファン・ハウテンの体当たりの演技と美貌はまさに適役だったと思います。女優のカラーは違うと思うけど、ヴァーホーベン作品で一躍スターダムに上がったシャロン・ストーン(氷の微笑)を彷彿しましたね。今後の活躍も楽しみだなーと思いました。(とはいえ、ショーガールのほうは・・・(^^;))
ただ、細かいシーンで言えば、ヴァーホーベンらしいと言えばそうでしょうけど、思わず「おぇっ」となるような場面や(ハイヒールを便器で洗うとか、あの大きなバケツをひっくり返すなど)、サービスシーン(エリスが裸になったのを見てムンツェのベッドシーツが・・・)とか、必要だったのかな?と思うところもありましたが(^^;)
そういうのは抜きにしてサスペンスものに徹しても良かったかなと思いました。でも見応えあって上演時間の長さは感じませんでしたね☆
2007'10.01 (Mon)
今週の全米BOX OFFICE 1位 The Game Plan(原題)

今日から10月。ようやく朝夕は涼しくなったきましたね。そして郵政民営化がスタート。良い方向に発展することを願うばかりです☆
さて、映画スタジオが発表した推定値によるランキングが発表されました。9月28-30日の全米映画興行収入ランキングは、前週1位の「バイオハザードIII」は3位に後退し、元プロレスラーで、ザ・ロック知られるドゥエイン・ジョンソン主演の初コメディー映画「The Game Plan(原題)」が約2270万ドル(約26億円)で初登場1位。
物語は、アメリカンフットボール選手で独身貴族を謳歌していた男のもとに、存在を全く知らなかった8歳の女の子が娘だと言って突然あらわれる・・・というものです。

2位には、ジェイミー・フォックスやジェニファー・ガーナー出演の「キングダム/見えざる敵」が1770万ドルでランクイン。
2000万ドル強の興行収入で首位に立つ、とみられていたそうですが業界の予想に反して伸び悩んだ模様。とはいえオスカーレースでは期待が大きいとのことです。

こちらは大健闘しています。前週の13位からトップ10にランクインした異色のミュージカル・ロマンス「Across the Universe」。
ベトナム戦争を背景に、リヴァプールからやって来た青年ジュードと女子大生ルーシーの青春物語がビートルズのナンバーで綴られています。
主演エヴァン・レイチェル・ウッド、ジム・スタージェス。
一時は公開も危ぶまれたそうですが、批評家からかなりの高評価とのことで、興行成績もまずまずだそうです。口コミでもっと伸びそうですね。その他のランキングはご覧の通りです☆
<Top Box Office>
1.The Game Plan
2.The Kingdom
3.Resident Evil: Extinction
4.Good Luck Chuck
5.3:10 to Yuma
6.The Brave One
7.Mr. Woodcock
8.Eastern Promises
9.Sydney White
10.Across the Universe



















