2008'02.01 (Fri)
アメリカン・ギャングスター

原題: AMERICAN GANGSTER
監督 : リドリー・スコット
出演 : デンゼル・ワシントン 、 ラッセル・クロウ 、 キウェテル・イジョフォー 、 キューバ・グッディングJr 、 ジョシュ・ブローリン
2007年/アメリカ/157分 ★★★★★
<あらすじ>
1968年、フランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)は長年仕えたハーレムの黒人ギャングのボスの死後、独自の麻薬ビジネスを展開する。やがて大物マフィアをも出し抜く成功を手にするが、目立たないことを信条にする彼の素顔はベールに包まれたままだった。一方、汚職がはびこる警察組織の中で正義を貫こうとする刑事リッチー・ロバーツ(ラッセル・クロウ)は新設された麻薬捜査チームのリーダーに任命され、ドラッグ市場を牛耳る謎の人物に迫って行く・・・(goo映画より参照)
<感想>
日本上陸を待ち望んでいた作品です。実話ベース、二大オスカー俳優、そしてリドリー・スコット監督、と面白くないわけが無い。ベトナム戦争を背景に、疲弊し荒廃したNYを舞台に繰り広げられる骨太&大人の演出。音楽も良くて最高でした。

フランクが本当に実現させたかったことは、「社会への挑戦」と言いましょうか、人種の壁を破りたいという思いがあったのでしょうね。やっていることは犯罪なのですが、一方では何よりも家族を大事にしている。そして日ごろは目立たないようにきちんとした服装と紳士的な物腰でいるのに、ある日、彼の妻に対する優しさが、リッチーに見つかることになってしまう。
警官としてのモラルを重んじているリッチーは、悪徳警官が横行している中でも自分を見失わなず、夜学で司法試験合格を目指している。でも私生活では女性関係にだらしなくて、妻から三行半を突きつけられ子供に自由に会えない。私から見れば、「良い夫」なのはフランクのほう。でもその正体は顔色一つ変えずに人を殺すことができる犯罪者。そう、「生きる」ために。
キウェテル・イジョフォーもデンゼル・ワシントンの前では、「やんちゃな弟」で、危なっかしさがよく出ていたと思います。

私は、60年代後半からのアメリカン・ニューシネマの作品が好きでよく見ていたので、「フレンチ・コネクション」と台詞で出てきたり、劇中の街並みや風景、車、ファッションもよく再現されていて、あの時代の象徴的な音楽も効果的だったと思います。この辺はさすがですね。
突入のシーンも、SWATが登場する手法とはまた違って、リアル&スリル感を楽しませて頂きました。
アメリカでも黒人が主演の地味なドラマは、内容は良作でも興行的にはなかなかヒットしなかったそうですが、この映画はこれまでの常識を打ち破るほどの大ヒットを記録しました。
男臭いドラマがお好みの人は堪能できる作品だと思います(^^)v
テーマ : アメリカン・ギャングスター - ジャンル : 映画
| HOME |












