2008'03.01 (Sat)

明日への遺言

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監督: 小泉堯史
原作 : 大岡昇平  「ながい旅」
脚本 : ロジャー・パルバース
出演 : 藤田まこと 、 ロバート・レッサー 、 フレッド・マックイーン 、 リチャード・ニール 、 富司純子 、 西村雅彦 、 蒼井優 、 田中好子
2007年/日本/110分 ★★★★☆

<あらすじ>
1945年、東條英機元首相らA級戦犯が東京裁判で裁かれる中、横浜地方裁判所では、戦争犯罪行為の命令者であるB級戦犯、及び実行者のC級戦犯の裁判が行われていた。東海軍司令官だった岡田資中将(藤田まこと )と部下19名は空襲の際、パラシュートで降下した搭乗員を捕虜として扱わず、正式な手続きを踏まずに処刑したことで殺人の罪に問われていた。フェザーストン主任弁護士(ロバート・レッサー)の弁護のもと、岡田は、すべての責任は自分にある事を主張した・・・(goo映画より参照)

<感想>
B級戦犯として戦争裁判にかけられた岡田資中将の法廷での戦いが描かれた作品です。ピカソの有名な絵「ゲルニカ」で幕を開ける本作は、劇中の殆どが法廷で展開される室内劇です。それだけに役者の演技力が問われ、台詞だけのシーンでも、その状況が想像できそうなほど伝わってくるものがありました。いかにもお涙頂戴的なものではなく、大げさすぎず、でも控えめすぎず、といった小泉監督の巧みな演出は過去の作品でも証明されていると思いますが、本作品でも発揮されていました。

個人的に少々残念だったのは、淡々としたナレーションは良いにしても、竹之内豊はあんまり良いとは思わなかったのと、劇中の場面の切り替えが少しぶつ切り感があったことですかね。 
歴史好きな人や保守派の人が見れば、なるほど、と思える場面も結構あると思います。
文化庁もこういう憂国の士を描いた作品なら、是非これからも応援していただきたいです。
この事実を、そして日本の品格を一人でも多くの人に見てほしい・・・そう思える秀作でした。


ながい旅 (角川文庫 お 1-2)ながい旅 (角川文庫 お 1-2)
(2007/12)
大岡 昇平

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テーマ : 日本映画 - ジャンル : 映画

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