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Prime time CINEMA

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2008
04/20
Sun
Category:映画

大いなる陰謀 

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原題: LIONS FOR LAMBS
監督 : ロバート・レッドフォード
出演 : トム・クルーズ 、 メリル・ストリープ 、 ロバート・レッドフォード
2007年/アメリカ/92分 ★★★☆☆

<あらすじ>
ベテラン・ジャーナリスト、ジャニーン・ロス(メリル・ストリープ )は、未来の大統領候補と目されるジャスパー・アーヴィング上院議員(トム・クルーズ)の独占インタビューに赴き、対テロ戦争の新作戦について知らされる。同じ時刻、カリフォルニア大学の歴史学教授マレー(ロバート・レッドフォード)は、優秀であるのに勉学に身が入らない学生トッドを呼び出し、志願兵となった教え子2人の話を始める。そして、アフガニスタンでは志し高い2人の若き兵士が最前線に・・・(goo映画より参照)

<感想>
私はとても楽しめました。
最近の国際情勢やその背景を少し思い浮かべながら見ると、これが見事にはまっていてレッドフォード監督の意図が明確に表れている作品ではないかと思いました。 原題「LIONS FOR LAMBS」の意味するものもおのずとわかるような気がします。

私は台詞の多い、台詞で説明していく作品はあまり好みではないのですが、これに関しては役者の技量がいかんなく発揮されているので、殆どが動きの無い室内劇に近いものでありながら、なかなかのトリッキーな作品に仕上がっていると思います。ワシントンでは若手の議員とベテランジャーナリスト、カリフォルニアでは大学教授と学生、そしてアフガンと3つの場面がほぼ同時進行で進んで行きます。

さりげなく台詞の中に散りばめられた意味深な言葉、壁にかけられている写真や記事、優秀だったアフリカ系とメキシコ系の学生の行く末は?そして最後にジャニーンが車窓から見たものは? ニュース番組で流れたゴシップの話題が意味するものと字幕で流れるニュース・・・。

ラストは監督から問いかけられるように幕を閉じます。「このあと、彼はどうすると思う?」 そして観客にも同じく、「あなたはどうする?」と 問題提起を残して。これこそまさに監督の「大いなる陰謀」かもしれません。
     テーマ:映画レビュー
     ジャンル:映画
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