2006'09.17 (Sun)
バイバイ、ママ

DVDにて鑑賞。ヴィクトリア・リデルの同名小説を原作に、息子を溺愛するシングルマザーの暴走を描いたケビン・ベーコンの初監督作品。
主演は奥さんのキラ・セジウィック。サンドラ・ブロックやマット・ディロンも出演してます。
原題 LOVERBOY
監督 ケヴィン・ベーコン
出演 キラ・セジウィック 、ドミニク・スコット・ケイ 、ケヴィン・ベーコン 、マット・ディロン
製作年度 2004年 /86分/★★☆☆☆
<あらすじ>
仲の良すぎる両親に育てられ、裕福だが孤独な少女時代を過ごしたエミリー(キラ・セジウィック)。やっと産まれた自分の子供には惜しみない愛情を注ごうと決意する。自らシングルマザーとなり、誰にも干渉されることなく息子ポール(ドミニク・スコット・ケイ)のために全てを捧げ、二人だけの世界を作り上げていく。そうして幸せで穏やかな日々が続いたが、6歳になったポールは、友人とも遊べず、学校にも行かせてもらえない生活に疑問を抱き始める。独立心が芽生え、新しい世界を求め母親の元から飛び立とうとする息子を、エミリーは引きとめようと躍起になる・・・

<感想>
初監督作品にしてはまあまあの出来ではないでしょうか。映像もなかなか綺麗でしたし、奥さんを綺麗に撮ってたと思います。
人間ドラマとしてはと言うと、私は正直言って物足りませんでした。
エミリーが子供欲しさに精子バンクから取り寄せたり、優秀な種を探して旅をして、やっと子供を授かるわけですが最初から最後まで身勝手でしたね。
エミリーの身勝手さはよく出ていたのですけど、見ていて「狂気」とか「恐怖」という言葉は当てはまらないような気がしました。確かに子供を学校に行かせない様にしたり、ウソをついて早退させたりと問題点は多々ありましたけど、独占欲の塊で人の話に耳を貸さない頑固者のわがままだと思いました。
挙句の果てに最後に一番許せないことをするのですが、なるべくしてなった結果だと思います。私が物足りなさを感じた要因に、エミリーの両親が少々コミカルに描かれすぎていたのに、結末はシリアスだったり、全体的にも重い話を重過ぎるようにしないためか、なんか軽い感じなんですよね。
その中でも出番は少ないけどサンドラ・ブロックがとてもいい味が出ていたと思います。エミリーの少女時代に大きな影響を与えることになる同級生のお母さん役なんですけど、ミステリアスで存在感が最後までありましたね。
マット・ディロンも大筋には関係ない役どころでしたけど、ポールに父親のように慕われる雰囲気がとても良く出ていたと思います。こういう人たちってちょい役でも出てくると存在感ありますね。ポール役のドミニク・スコット・ケイは超可愛かったので独占したくなるのもわかりますが、あんなお母さんがいたら彼女なんて出来たら大変。そういう意味では恐すぎるお母さんでした。何せ自分の息子を「LOVERBOY」(小さな恋人)と呼んで、息子から「僕の名前はポールだ!」って何度も言われてるぐらいでしたからね。
それに自分の子供が 「特別」 なのはエミリーに限らずだと思います。
お友達にはなりたくないタイプですね。
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
| HOME |












