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Prime time CINEMA

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2007
05/20
Sun
Category:DVD鑑賞

薬指の標本  

薬指の標本 SPECIAL EDITION 薬指の標本 SPECIAL EDITION
オルガ・キュリレンコ (2007/03/23)



原作 小川洋子
原題 L' ANNULAIRE
監督 ディアーヌ・ベルトラン
出演 オルガ・キュリレンコ 、マルク・バルベ 、スタイプ・エルツェッグ 、エディット・スコブ 、ハンス・ジシュラー 、ソティギ・クヤテ
2004年 /フランス/100分 ★★★☆☆

<あらすじ>
炭酸飲料工場で働いていた際に薬指の先を切り落としてしまった21歳の少女イリス(オルガ・キュリレンコ)は、事故をきっかけに仕事を辞め、知人のいない港町へ引っ越した。そして、森の中にある古びた3階建ての建物の標本室で、ミステリアスな雰囲気の標本技術士(マルク・バルベ)とともに働き始めるが・・・(Yahoo映画より参照)
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<感想>
小川洋子とフランスの女流監督との世界観が上手くマッチした作品に仕上がっているのではないでしょうか。存在の有無さえ疑いたくなるような不思議なラボと海辺の小さなホテルとを往復するイリスの生活スタイルも、なんともいえない生暖かい空気感が漂っていたと思います。

同じホテルの部屋で過ごしながらも、決して会うことのない同居人の男性。ラボには名前さえ知らない標本技師。やがて標本技師から贈られた赤い靴から離れられなくなっていくイリス。あの時彼のほうを選んでいたら・・・。少ない台詞ながらも映像で語ってくれるシーンの数々は個人的に私の好みです。あの技師はイリスに何も約束などしていない、ラボを訪ねてきた女性と何をしようがあの技師の自由。それを雨の雫がしたたる傘が翌日には無くなっていたとしてもイリスには関係のないこと。技師にとっては取るに足らないこと。そしてあの赤い靴の本当の持ち主は・・・。ちょっぴりオドレィ・トトゥ似のオルガ・キュリレンコも映画初主演とは思えないほど役にはまっていたと思います。

ミステリアスで官能的、そして御伽噺かスリラーなのか、一言でジャンル分けするのがもったいないぐらいの自然光で撮られた映像美は小粒な作品ながら秀作ではないでしょうか。


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     テーマ:DVDで見た映画
     ジャンル:映画
Posted on 22:59:57 «Edit»
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