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2007
06/17
Sun
Category:書籍

アルカサル-王城- 完結編<後編> 

プリンセス GOLD (ゴールド) 2007年 08月号 [雑誌] プリンセス GOLD (ゴールド) 2007年 08月号 [雑誌]
(2007/06/16)
秋田書店

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14世紀スペインを舞台に若き王ドン・ペドロの波乱の生涯を描いた、青池保子著「アルカサル-王城-」がいよいよ完結するときが来ました。これを読むためだけにプリンセス・ゴールド7+8号を発売日に購入して読み込んでいます。 このコミックの単行本第1巻が発売されたのは1985年のことになるのですねぇ(しみじみ)。名作は時を経ても色あせないことを本作品は証明してくれています。

スペイン・カスティリア王国に嫡男として生まれながらも、寂しい幼少期を過ごしたドン・ペドロは、父王の急死によりわずか15才で即位。その後、庶子や貴族たちの裏切りと陰謀の中で戦乱の世を生き、さらに強靭な国を作り上げていきますが・・・。

この歴史大河ロマンが25年の歳月を経て、この度完結。
史実がベースになっているだけに、その過程は厳しく、残酷でありながら人間の逞しさを余すところなく描ききってくれています。ドン・ペドロをはじめ登場するキャラクターたちが魅力的なのも加わって、もう涙、涙の最後・・(ToT)。 

裏切りと陰謀を決して許さず、厳しい処罰ゆえ、「残酷王」といわれたドン・ペドロは、その公正、公平さから別名「審判王」とも呼ばれたそうです。ドン・ペドロの娘2人は父亡き後、英国王室へ嫁ぎ長き年月を経て実質次女が父の名誉を回復させます。

ドン・ペドロのお骨は妻マリア、子供たちと共にスペイン・セビリアの大聖堂で大切に保管されているそうです。(単行本7巻・巻末より)
そして1364年に完成したドン・ペドロが建てたセビリアの王城は、1987年、世界遺産に登録されました。その比類なき美しい城は600年以上経った現在でも人々を魅了し続けています。

城の正面玄関の碑文に記されているという言葉からは完成した当時の栄光と王の誇りが感じられましたね。

著書の青池先生、本当にお疲れ様でした。
素晴らしい歴史ロマネスクに出会えて、本当によかったです!!!

「最高位にして最高貴 最強なる征服者カスティリアとレオンの王ドン・ペドロ」 (碑文より)

プリンセス GOLD (ゴールド) 2007年 04月号 [雑誌] プリンセス GOLD (ゴールド) 2007年 04月号 [雑誌]
(2007/02/16)
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     テーマ:歴史・時代小説
     ジャンル:本・雑誌
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