2007'06.27 (Wed)
あるスキャンダルの覚え書き

原題 NOTES ON A SCANDAL
監督 リチャード・エアー
出演 ジュディ・デンチ 、ケイト・ブランシェット 、ビル・ナイ 、アンドリュー・シンプソン 、トム・ジョージソン 、マイケル・マロニー
2006年 /イギリス/92分 ★★★★☆
<あらすじ>
ロンドン郊外の中学校で歴史を教える初老のバーバラ(ジュディ・デンチ)は、若く美しい新任の美術教師シーバ(ケイト・ブランシェット)に興味を抱く。家族も親しい友人もおらず、飼っている猫だけが心のよりどころだったバーバラは、シーバとの友情に固執するようになる。しかし、ある日、シーバの秘密を知り・・・(Yahoo映画より参照)
<感想>
アメリカで実際に起こった事件をもとに書かれた小説、ゾーイ・ヘラー著「あるスキャンダルについての覚え書き」 がもとになっているそうです。そうそう、「あの事件」確かにありましたねー。ただ違ったことはあの事件は、もちろん女性教師が悪いと思うけどそれでも一応「真剣」だった、ってことだったと思いますが、こっちはねぇ・・。

それはさておき、この映画はまさにオスカー女優の競演。
昨年から今年にかけての映画賞で受賞には至らなかったものの高く評価されたのもわかりますね。
ジュディ・デンチ演じたバーバラの孤独と妄想、執拗に迫る心理描写が怖いぐらいでした。同性愛とはちょっと違いますね。バーバラが欲しいのは、心に暗い闇を持ち、自分だけと人生をともに歩み、自分だけを頼ってくれる人・・・ってところでしょうか。まるで獲物を狩るハンターのようで、それに目をつけられたのが新任教師のシーバですね。またケイト・ブランシェットの美貌が際立っていて、学校でも目立つ目立つ(^^;)。シーバには家庭があって家族もいる、一方バーバラには誰もいない。対照的な二人の女性は同じ「陰」の要素を持ちながら、決して交わることはない。それがわかったとき事態は展開していくのですが・・・( ̄□ ̄;)
いや〜、見応えありましたよ。バーバラの妄想日記は、自分が主役であり、カウンセラーのつもりなのでしょうが、他人に見られては終わりですわね。ラストは 「幕開き」でさらにぞっとさせてくれました。
![]() | あるスキャンダルについての覚え書き ゾーイ ヘラー (2005/10) ランダムハウス講談社 |
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