2008'04.15 (Tue)
うた魂(たま)♪

監督 : 田中誠
出演 : 夏帆 、 ゴリ 、 石黒英雄 、 徳永えり 、 亜希子 、 薬師丸ひろ子
2008年/日本/120分 ★★★☆☆
<あらすじ>
かすみ(夏帆)は自分のことが大好きな女子高生。しかし、秘かに思いを寄せる牧村純一(石黒英雄)が撮ってくれた、大口を開けて歌う自分の写真を見てがく然とする。その日以来、自信喪失してしまったかすみ。しかし、ライバル校のヤンキー合唱部の魂の込もった合唱と、部長・権藤洋(ゴリ)の一言をきっかけに自分を取り戻す・・・(シネマトゥデイより)
<感想>
なんか評判が良いので見てきましたが・・・「ウォーターボーイズ」には遠く及ばず、「スイングガールズ」ほどでもありませんでしたけどね。まぁ、爽やかな青春ものですかね。どこに重点を置いた映画なのか、ちょっと見る人によって捕らえ方は違うかもしれません。
冒頭からしばらくは、かすみちゃんの妄想ぶりが炸裂しまして、かすみちゃんの都合の良い解釈で図式が映像で文字化されたりと面白いのですけど、いつまでこの自己陶酔が続くのかと思いきや、「歌ってる顔がヘン」と言われて一気に凹むのですけどね。そのあたりはティーンズの女子高生ならふかーく傷つきますわね。で、80年代のビーバップ・ハイスクールに出てきそうな権藤たちと出会うわけです。
このお馬鹿っぽい明るいノリで最後まで行けばもっと面白かったかなぁ。
かすみちゃんが歌が上手くて可愛いのに変わりはないのですけど、物語として私があんまり面白くなかったのは、始めからこの合唱部はとても上手くて実力もあるこの学校の看板的なクラブなので、合唱コンクールに出場して、地方大会で優勝しても、あたりまえというか、感動があまり伝わって来なかったのですよ。「ウォーターボーイズ」は男子高校生がシンクロ、「スイングガールズ」は女子高生がジャズ、というなかなかスポットが当たりにくいところに焦点を当てて、ゼロからのスタートで紆余曲折しながら、大勢の人たちの前で披露するまでを描いていたので、そのプロセスや波乱がこっちにはあんまりなかったように思いました。薬師丸ひろ子のソロはちょっとよかったけど(笑)
権藤(ゴリ)たちの合唱部の尾崎豊の歌は、なかなか迫力あってよかったと思いますが、合唱部のメンバーが「男子高校生」に全く見えないので、ちょっと設定に無理がありすぎというか、まぁ漫画みたいでそれも良しとしますかね。どうせなら、ヤンキー合唱部とかすみちゃんたちのお嬢様合唱部とのコラボから恋に発展して、カップルが何組かできたり、男女混合合唱コンクールのひと夏が終わり、受験が終わり、高校を卒業し(もちろん歌は尾崎豊で)大人になっていく・・・とかそっちのほうが個人的には面白かったかなと思います(^^)
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